聖護院ダイコン

 聖護院ダイコンは京都市頭部の左京区聖護院が誕生の地です。

江戸時代の後期に尾張から金戒光明寺に奉納されたダイコンが元祖とされています。

何年も大切に育てているうちに、その形の特徴であるカブラのような丸い形に変わっていったといわれています。

聖護院ダイコンは京野菜の一つで京都の伝統野菜に指定されています。

京都の冬にはかかすことができない食材となっています。

通常のダイコンも煮て食べると美味しいのですが、聖護院ダイコンは煮ると、もの凄く柔らかくなり味が染みこみやすく煮くずれしにくく、

辛味やダイコン臭がなく甘くて苦みが少ないとろけるような口当たりが特徴です。

おでんや田楽、風呂吹き大根などの料理にはピッタリのダイコンです。

ただし、値段は普通のダイコンの倍以上はする高級品です。

種まきは8月から9月ごろ、収穫は12月から2月頃となります。

現在は丸いダイコンは全て聖護院ダイコンとイメージがあり、

京都以外で作られた丸いダイコンが平気で聖護院ダイコンとして売り出されている場合がありますが、

厳密にはこのように京都の伝統野菜を指すものですので違ったものとなります。

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